COPD(慢性閉塞性肺疾患)の根治には禁煙
COPD(慢性閉塞性肺疾患)とは、肺気腫、慢性気管支炎、気管支喘息などに代表される肺の慢性炎症性疾患です。慢性気管支炎と肺気腫の両方を合わせると、40歳以上の人口の5%が罹患していることがわかっており、今後益々増加する傾向にあります。

もっともよく見られる症状は、せき、たん、呼吸困難です。体を動かしたときに息が切れ、ゼーゼーとのどが鳴ることがあります。重症になると吸気に比べて呼気が長くなり、口をすぼめて息を吐くようになります。さらに進行すると、心不全の症状もみられるようになります。
COPD(慢性閉塞肺疾患)の発症、増悪原因は、長期にわたる喫煙です。慢性閉塞性肺疾患と診断された場合は、喫煙者の場合は禁煙が唯一の治療法です。あとは抗生物質や気管支拡張薬、去痰薬を服用して、たんがよく出るようにしたり、在宅酸素療法で呼吸をスムーズにするなどの対症療法です。
ちなみに、日本での在宅酸素療法患者の約4割は、慢性閉塞性肺疾患患者といわれています。重症の場合は、入院治療が必要になることもあります。


