「歯の衛生週間」がスタートしました | 今日の健康トピックス

「歯の衛生週間」がスタートしました

6月4日からスタートした「歯の衛生週間」。僕らオッサン世代の頃とは異なり、現代は健康志向の高まりを受けて、小さな頃からしっかりとオーラルケアを心がけている人が多いようです。例えば、厚生労働省の調査によると、歯磨きを毎日複数回する人は以前より増加傾向にあり、1日2回は49%、3回以上は21%に上っているそうです。また、デンタルフロスや歯間ブラシなど歯磨き用ブラシ以外の歯間清掃用具を使う人も、5年間でと1.5倍に増えています。

しかし、面白い(?)のは、虫歯歯周病になる人はそれほど減っていないという点です。特に歯周病の予備軍である歯肉炎は、成人の8割以上が罹患しているといわれ、減少するどころか増加傾向にあります。歯の手入れを熱心にする人が増えているにもかかわらず、口腔トラブルが一向に減少しない背景には、不適切なブラッシングと「磨き癖」も関係しているようです。

多くの人に共通している磨き癖は「ブラッシング時間が短い」「磨いている場所に偏りがある」「必要以上に強くごしごし磨いている」のようです。ブラッシング時間は、1日10分の理想に対して、実際には1回の磨き時間が1分以下で、歯間清掃を行わない人も少なくありません。これでは虫歯や歯周病になる可能性が高くなるのも仕方ないですよね。

また、右利きの人は右側、左利きの人は左側が磨きにくく、磨き残しになることが多いそうです。磨き残しを避けるためには、右上、右下、左上、左下と順番(グラディウスの隠しコマンドを思い出した)を決めて、それぞれ同じ時間を欠けて磨くようにしましょう。

「汚れが取れそうだから」と力いっぱいに歯磨きするのは逆効果で、歯のエナメル質が削れたり歯肉が削れたりして、冷たい飲み物などがしみる知覚過敏になってしいます。特にレモンやグレープフルーツなどの柑橘系や酢漬けなど酸性飲食物多く食べる人は、歯が酸で柔らかくなる酸蝕症にリスクが高くなります。

僕は電動歯ブラシを使っているのですが、行きつけの歯医者でアドバイスしてもらったのは、「電動歯ブラシを当てた状態でテレビ画面を見て、画面が少しでも揺れているように見えたら、力の入れすぎ」だそうです。ほんのちょっと、触れさせてやるだけでいいんですね。