本態性高血圧:遺伝や加齢、ストレスが原因に | 今日の健康トピックス

遺伝や加齢、ストレスによる本態性高血圧

高血圧といわれる人の多くは、血圧が高いだけで、ほかの検査を受けても異常が見られません。こうしたタイプの高血圧を「本態性高血圧」といいます。原因ははっきりしていませんが、家系的な体質や、加齢による血管の老化、ストレスなどの環境的要因などが関係していると考えられています。

本態性高血圧には遺伝的要素が強く、家族に高血圧の傾向があると体質を受け継ぎやすいことがわかっています。ただ、家系的遺伝があるとしても、必ず高血圧になるとは限りません。食生活を工夫したりストレスをためないように心がければ、遺伝素因のない人と同じように血圧を適正にコントロールできます。

この高血圧は良性ですが、異常な高値が長期間続くと、心臓や脳、腎臓にも負担がかかってきます。高齢になると、血管が老化して収縮期血圧が上昇してきます。高血圧が引き金となって、脳出血などを起こす例も少なくありません。生活習慣の改善を行っても高い場合は、降圧薬による治療が必要です。