血糖値をコントロールするポイント
1.食生活を改善する
糖尿病の治療は、食事療法と運動療法、薬物療法を基本にして進めます。このうちでもっとも大切なのは食事療法です。食事の習慣を是正しなければ、糖尿病の治療は成功しません。
基本は、食事の量を適正にして、栄養のバランスに気をつけることの2点です。糖尿病になる人のほとんどが過食傾向にあるのでそれを是正し、肥満があればそれを解消することが、血糖値を正常化するために重要です。

2.運動する習慣をつける
運動不足も、糖尿病の発症に大きくかかわっています。当然、その是正は糖尿病の治療に役立ちます。運動の目的は、体の組織のインスリン感受性を改善することです。
糖尿病の治療に役立つのは、ウォーキングやジョギング、サイクリング、水泳など、酸素を十分に供給しながら行う持続的な運動(有酸素運動)です。できれば1日のうちのどこかで時間をとって行うのが望ましいのですが、回数を分けて行ってもOKです。
3.感染症に注意する
かぜなどの感染症は、血糖値を不安定にする恐れがあります。血糖のコントロールがうまく行っていない人ほど抵抗力が低く、しかも治りにくい傾向があります。
特に高齢者の場合は、かぜをきっかけで血糖値が急上昇し、脱水症状が高じて昏睡に至る恐れがありますから、注意が必要です。
4.精神的なストレスを減らす
ストレスがきっかけで糖尿病が発症するケースが少なくありません。当然、血糖値を不安定にする要素になります。なかなか難しいことですが、努めて心の緊張をほぐすようにしましょう。
