糖尿病で怖い3大合併症 | 今日の健康トピックス

糖尿病の3大合併症:神経障害、網膜症、腎症

糖尿病が怖いのは、血管を傷めるからです。とくに毛細血管を傷めるのが特徴で、その結果として糖尿病神経障害、網膜症、腎症(糖尿病の3大合併症)になりやすく、いろいろな病気が合併していきます。

三大合併症のうち最も早く現れるのは、糖尿病神経障害です。自律神経にも末梢神経にも障害が現れます。具体的な症状としては便秘や下痢、排尿困難、立ちくらみ、インポテンツ(以上は自律神経系)、手足のしびれ、冷えや痛み(以上は末梢神経系)などです。

網膜症は、目の奥の網膜の毛細血管が破れて眼底出血を起こし、硝子体出血や網膜剥離に至るものです。成人の失明率の第1位となっています。

腎臓の毛細血管に障害が生じると濾過機能が低下し、有害物質が体内にたまるようになります。これが糖尿病腎症です、このために毎年新たに12000人が、1週間に3日、4時間の人工透析を余儀なくされるようになります。

糖尿病の合併症は全身に及びます。たとえば、足の壊疽は小さな傷でも抵抗力が衰えているために化膿し、痛みを感じにくくなっているために十分な治療もされないまま、どんどん悪化していきます。
合併症のすべてが同時に起こるわけではありませんが、糖尿病が放置されていればいるほど、多くの合併症に悩まされることになります。