糖尿病には、1型と2型の2つのタイプがあります | 今日の健康トピックス

糖尿病には2つのタイプがあります

糖尿病には、1型と2型の2つのタイプがあります。これは病気の発症の仕方によるものですが、病気の現れ方や治療法も両者では少し違うところがあります。

自己免疫などが原因でインスリンを分泌しているβ細胞が破壊されて起こる糖尿病が1型(インスリン依存型)です。25歳以下で発症することが多く、急激なインスリン分泌の低下によって突然発症するのが特徴です。

遺伝素因のほか過食や運動不足など、現代人特有の不適切な生活習慣に起因して起こるタイプの糖尿病が2型(インスリン非依存型)です。
この場合は、インスリン分泌量はやや不足しているケースが大半です。徐々に血糖値が上昇していくため、自覚症状が現れにくいのが特徴です。40歳以上の発症が多いのですが、最近は低年齢化しています。日本人の場合、患者の95%は、この2型糖尿病です。

糖尿病の治療は、一般的に「食事両方・運動療法・薬物療法」を適切に組み合わせて進めていきます。薬物療法は状態を見て導入することになりますが、食事療法はすべての患者さんが実施する必要があります。
運動療法も行うことになりますが、糖尿病やその合併症の程度によっては、一部または完全に制限されることがあります。

糖尿病治療の目的は糖尿病神経障害網膜症腎障害などの合併症の発症を阻止し、既にそれが進行している場合でも、その進行を食い止めることにあります。食事・運動療法ともに、患者さん自身の意思に、その成否がかかっています。

糖尿病になりやすい体質は治りませんが、適切な治療を続けていれば、治ったと同じ状態に復帰し、健康な人と変わらない生活が送れるのです。