日本人は予防ワクチンの絞り込みが容易 | 今日の健康トピックス

日本人は予防ワクチンの絞り込みが容易です

日本人の遺伝子は北アジア系といわれています。SARS(重症急性呼吸器症候群)は香港や台湾、シンガポールなど、アジアといっても南のほうで患者が多く発生しました。
原因は、南方アジア人の遺伝子にはSARSに対する抵抗力の源となる組織抗原が少ないからと考えられています。

島国だった日本は民族の単一性が保たれているため、全体の7割が同じ遺伝子を持っているといわれています。これは、同じ病気に多くの人がかかりやすいという意味もありますが、予防ワクチンの絞り込みも楽だという利点があります。

アメリカのような多民族国家は、一つの病気を抑え込むために、複数の民族特性を考慮したワクチンを考えなければなりません。複合的な免疫不全に陥るエイズウイルスのワクチンなどは、日本人だけに特化すれば、世界に先駆けて有効なワクチンができると考えられています。

ただし、外国人の流入が進んでいる昨今では、長年培った遺伝子特性の優位性も、やがて崩れていくことと思われます。