コンタクトレンズとドライアイの関係
涙はコンタクトレンズと黒目(角膜)の間で潤滑油になっているために、コンタクトレンズを使うと多くの涙が必要になります。また、コンタクトレンズで覆われた角膜は、涙に含まれた酸素を必要としているので、ドライアイでは、酸素不足から角膜を傷つけやすくなります。

コンタクトレンズは眼表面の涙を吸い上げてしまうので、レンズで覆われていない角膜に隣接した結膜の部分がまず障害を受けます。コンタクトレンズを入れると黒目の左右の部分が充血しやすいのはこのためです。
ソフトコンタクトレンズの装用者では約80%、ハードコンタクトレンズでは約70%の人が目の乾きを訴えているといわれており、コンタクトレンズの使用はドライアイになりやすいといえます。
症状が進むと、角膜上で動くコンタクトレンズ自体が上皮細胞を傷つけることになり、異物感や眼痛、まぶしさなどが生じます。レンズには、目の脂や最近が付着しているので、傷から細菌が感染して、角膜炎になりやすいのです。
このような場合には抗生物質を使用した集中的治療が必要となります。症状が繰り返し現れる場合は、コンタクトレンズの使用を中止する必要があります。


