黒色の便が出たら、食道、胃、十二指腸からの出血の可能性 | 今日の健康トピックス

黒色の便が出たら、消化器からの出血の可能性

便の色は食べ物に影響を受けて変化しますが、黒くて生臭いコールタールのような便が出るのなら、食道、胃、十二指腸のどこかから出血している可能性があります。

顔色が悪く、全身の倦怠感があったり、ちょっとしたことで動悸や息切れがするなどの症状があれば貧血が起きていると考えられてます。小腸や大腸からの出血なら赤~赤黒い便が出ます。便の表面に血液が付着する場合は、大腸の下部からの出血が考えられます。

ただちに胃カメラ(内視鏡)による検査を受け、出血原因を突き止めましょう。胃潰瘍十二指腸潰瘍などの出血なら、内視鏡を使って血を止める処置ができる場合があります。

近年、胃潰瘍や十二指腸潰瘍はヘリコバクター・ピロリ菌という細菌によって引き起こされることがわかってきました。日本人の50歳以上では70%以上がこの菌を持っているとされています。
ピロリ菌は、胃の検査、血液検査、呼気検査などで診断されます。現在この菌を除菌する治療は、検査をして胃潰瘍や十二指腸潰瘍と診断された患者に対してのみ健康保険が認められています。