がん | 今日の健康トピックス

乳がんの自己チェック

以下のセルフチェックを行い、乳房や乳首の変形に気づいたり、しこりが触れたり、茶色や血性の乳汁分泌が見られたら、乳腺専門医を受診しましょう。
なお、月経の前後は乳房が浮腫を起こすため、乳腺は通常より硬く触れ、しこりの存在はわかりづらくなります。その時期を避けて、1ヶ月に一度、風呂に入るときに行なうのが理想的です。

1.両手を下げて、鏡の前に立って、左右の乳房の形をよく見ます。両手を挙げて、乳房にくぼみがあるか、乳首が傾いていないかをチェックします。

2.乳首を軽く絞り、茶色や血性の分泌があるかどうかを見ます。少量の透明や黄色の分泌は心配ありません。

3.湯船につかって調べます。右手を上げて左手で右の乳房を触ります。3本の指をそろえて下から上へ撫でるようにします。反対も同じようにします。

メラノーマの治療

メラノーマと診断された場合は、その進行度に合わせた標準的な治療が行なわれます。治療の基本は、がん細胞を全て取り除くことです。

メラノーマは、病変部のみを取り除くと、その周囲に再発しやすいので、範囲を広げ、病変部の周囲約2~3cmまで、取り除きます。広い範囲を切除した場合は、太ももなどの皮膚を移植することもあります。

また、再発や転移を防ぐため「術後補助療法」が行なわれます。転移は、がん細胞や血液リンパ液の流れに乗って移動することで起きます。
そこで術後療法では、主に血液を介した転移を防ぐための抗がん剤と、リンパ液を介した転移を防ぐためのインターフェロンβ(ベータ)が併用されます。

メラノーマの診断方法

初期のメラノーマは、外見がしみやほくろと似ていますが、徐々に「色が濃くなる」「色にムラができる」「大きくなる」「形がいびつになる」などの変化が起こります。
医師でも、ほくろか初期のメラノーマかの見分けはつけにくく、以前は細胞を採取して病理診断の上鑑別を行なっていました。

しかし、最近はダーモスコープという拡大鏡でほくろか初期のメラノーマかを見分けられるようになっています。

皮膚には、丘のように盛り上がっている部分があり、丘十日の間は溝のようになっています。ほくろは、主に溝の部分の舌にある細胞に色素が沈着してできます。これに対し、メラノーマは、主に丘の部分の下の細胞ががん化して色素が沈着します。

ダーモスコープで皮膚を拡大すると、溝の部分と丘の部分のどこに色が付いているかがわかり、病理診断しなくても、初期のものなら鑑別ができるようになりました。
ダーモスコープによる診断は、特に皮膚の丘の部分と溝の部分がはっきりしている手のひらや足の裏の場合に有効でうs。

ほくろのがん「メラノーマ」に注意

メラノーマは、皮膚がんの一種で、過剰に日光を浴びることが原因の1つとされています。進行や転移が早く、皮膚がんの中でも悪性度が高いといわれています。
しかし、ここ数年、早期診断ができるようになってきました。治療法も進歩し、初期の段階で発見して治療することで、治るものも多くなってきています。

メラノーマは、主に4つのタイプに分けられます

悪性黒子型
高齢者の科にできることが多いタイプです。黒や茶がまだらに混じったしみのようなものができ、徐々に大きくなります。

表在拡大型
胴や方などに多くでき、最初は茶色の小さなほくろのように見え、大きくなり、一部にしこりができます。白人に多いタイプですが、最近は日本人にも増えています。

結節型
最初からしこりができ、急速に大きくなります。色は不均一、または真っ黒で、体のどの部位にもできます。

末端黒子型
足の裏や手のひら、手足の爪などにできます。足の裏や手のひらの場合は、ほくろのようなものができ、徐々に大きくなります。爪にできる場合は、最初黒い筋のようなものができ、その部分が広がって爪の外に染みだしたり、爪が割れたりします。

メラノーマは、体の度の部位にもできる可能性がありますが、国立がんセンター中央病院の調査では、足の裏が20.1%、胴体が19.1%と多く、下肢が16.6%、手足の爪が14.6%、顔が8.9%となっています。

前立腺がんの治療法

前立腺がんには多くの治療法がありますが、主なものは「手術療法」「放射線療法」「内分泌療法」の3つです。

手術療法は、前立腺がんを取り除く治療法です。放射線療法では、前立腺全体に放射線を照射し、がんを死滅させます。近年は、前立腺に、放射線を発する小さな金属製のカプセルであるシード線源を50~100個程度埋め込んで治療する「小線源療法」が注目されています。従来の放射線療法に比べて、より集中的に照射でき、合併症が少ないのが利点です。

内分泌療法は、男性ホルモンの分泌を抑えたり、前立腺への男性ホルモンの影響を抑えたりして、がんの進行を防ぎます。前立腺がんは、男性ホルモンの刺激を受けて大きくなる性質があるので、その性質を利用して治療するのです。

治療法の選択には、患者さんの年齢や健康状態、前立腺がん以外の病気なども考慮されます。担当医とよく相談し、治療による合併症について理解した上で、納得して治療を受けましょう。
主な合併症には、尿漏れや排尿通などの排尿障害、あるいは勃起不全や性欲低下などの男性機能障害などがあります。しばらくすると回復するものもあれば、回復が難しいものもあります。

前立腺がんを発見するための検査

前立腺がんの早期発見に役立っているのは、PSA(前立腺特異抗原)を調べる検査です。PSAは前立腺の細胞が作り出す物質で、前立腺がんができると多量のPSAが血液中に出てきます。この量を測定することで、早期の段階からがんの有無をチェックできるというわけです。

PSAの値は4ng/ml以下が基準値で、これを超えている場合には、前立腺がんの疑いがあると考えられ、より詳しい検査が行われます。ただし、4ng/ml以下でも前立腺がんのある人はいます。
定期的にPSA検査を受け、数値が急上昇してきたときは注意が必要です。

また、医師が肛門から指を入れて直腸の壁越しに前立腺を触れ、がんの有無を調べる直腸診も行なわれます。この検査では前立腺肥大症や直腸がんの有無も調べることができます。50歳以上の人は一度受けるとよいでしょう。

そのほか、超音波を出す超音波プローブを直腸に入れ、前立腺の状態をモニターに映し出す経直腸的超音波検査があります。がんの在る部位やがんの大きさがわかる場合があり、治療方針の決定に役立ちます。

がんかどうかを確定するためには、直腸の壁越しに前立腺の数箇所に針を刺し、組織を採取して顕微鏡で調べ、がん細胞の有無を調べる前立腺生検を行なう必要があります。生検は外来や1泊程度の入院で受けることができます。

検査の合併症として出血が起こることがあります。また、直腸内から針を刺すため、直腸内の最近が前立腺に入る可能性があります。そのため、検査の前後に抗菌薬を使用するなどして、感染症が起こらないようにします。

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