不眠症には生活スタイルの改善を
家庭や会社での人間関係をはじめとするストレスなどが原因で不眠症になる人が増えています。医療機関で出される睡眠薬を服用している方も多いともいますが、睡眠薬=危険な薬というイメージ(おそらくニュースなどの影響でしょう)がいまだに定着しているようです。

しかし、広く使われている「ベンゾジアゼピン関連物質」をはじめとする現代の睡眠薬は、安全性が非常に高いもので、医師の処方の元で正しく服用していれば心配はありません。症状の改善にともなって服用する量を減らしたり、やめたりすることもできますので、まず「よい睡眠をとるための生活」を心がけることが大切です。
まず、就寝時刻を確認してみましょう。一般的には「睡眠時間は1日8時間が最良」と思われていますが、日本人の平均睡眠時間は6~7時間で、この時間内におさまっていて、日中に強い眠気がなければ問題ありません。逆に睡眠時間に固執しすぎすると、かえって寝つきが悪くなってしまうこともあります。普通の生活で「ああ眠いな」と感じるようになってからベッドに入るようにしましょう。
次に、夕方から眠る直前までの過ごし方を確認してみましょう。夜、蛍光灯による強すぎる照明を浴びて、明るい部屋で過ごしていないでしょうか?明るい光は眼からの強い刺激となって体内に信号を送るため、体の中にある生体時計が「まだ昼だ」と誤認し、活動に適した状態になるよう、体全体に指示を送ることがあります。
夜は明るすぎない照明にして、昼と夜のメリハリをつけた環境を作るようにしましょう。
また、眠る前の数時間はリラックスして過ごすように心がけます。夕食後少したってから軽めの運動をする、寝る1~2時間前に塗る目のお風呂にゆっくり入る、気分を落ち着かせる音楽(個人的にはエンヤとかがいいです!)を聴いてくつろぐ、などが効果的です。


